後藤博則ソロ作品

撮影:Kanga Fumi

ファースト・ソロ・アルバム「おたくの新曲」

還暦にしてファースト・ソロ・アルバム!笑

名プロデューサー鞠田艸春氏を迎え、堂々の完成!ロックンロールを構成するユーモア、アイデア、ノリの3拍子揃った名盤です。通販します。メールください。
いまなら特典として僕のSFほかリーディングCD-R付きます。

ウルトラ処分

2019年6月15日リリース

 

①ウルトラ処分

②フライト

③時計屋

 

Liveで演奏されている「ウルトラ処分」をGarageBandで宅録した①に好評のリーディング②③を収録したCD-R。200円。

出張時代の出来事にヒントを得た②と高校時代執筆のSFショートストーリーの③も併せ、ゴトーワールドが炸裂の一枚!

コンピレーション盤

Feel Like Happy Sad

2019年7月6日リリース

 

Track #3「顧問, BABY!」収録

 

Happy Sad企画にてリリースされたコンピ盤に参加。Happy Sadアレンジのトラックで顧問BABYを再録。豪華な演奏であるため、タイトルを「顧問, BABY!」と気張った(笑)。

 

Track#1と#4にHappy Sad、#2にThe Jailbyrdsの曲を収録した4曲入り。600円だが超限定盤のため早くも入手困難。購入希望の方はご一報下さい。



ファースト・アルバム制作秘話

それは一通のメッセンジャーから始まった。


「ゴトーさん、ソロ・アルバム作りましょうよ!全面的に協力しますよ!」

「マジで?!」

 

・・・という友人とのやり取りであった。このチャンスを逃す手はないぜ!僕は早速、東京近郊にある彼の家へ向かった。2018年10月下旬のことであった。思えばKから何年か前に譲ってもらったiPadがそもそもの発端だったかもしれない。僕はiPadにGarageBandをダウンロードし、見よう見真似で宅録を始めていた。宅録と言えば、まだ親元にいた80年代、4chミキサーを自作し、カセットデッキ2台を使って宅録めいたことはやったことがあった。しかし、どうしてもダビングによるヒスノイズは避けようがなく、またドラムなどあるわけないから部屋にあった箱とかを叩いて重ねていた。それにしてもテクノロジーの進化は素晴らしい。万歳、スティーヴ・ジョブスだ!ドラムも鍵盤も重ねることができる。エコーも掛けられる。僕はそうやって作った酔狂な作品を気心の知れた友人に配信していた。


このソロ・アルバムはそういった宅録をスタジオでナマの楽器で再現したようなもので、当然、バンドとは違う。レコーディングは彼が新たに手に入れたMTRを使い、てきぱきと進んで、あっという間に仕上がった。面白かったのは「おれたちがサイ・・・!」で何回やってもサビで僕が笑い出だしてしまい、二人で腹を抱えながらの録音になったことだ。また最初は5曲のつもりだったが、彼が「端っこLOVE」を追加する提案をし、全部で6曲となった。彼がミックスからマスタリングまでやり、ジャケットやライナーノーツは僕が作った。カップケーキに乗った猫は僕のラフスケッチを元にムスメが描いてくれた。


こうして出来上がったアルバムになにかオマケをつけたら面白いだろうということで、高校時代に書きまくっていたSFをリーディングすることにした。そうそうタイトルは最初「盆栽」というのを考えていたが、これも友人とのやり取りからヒントを得て「おたくの新曲」となった。ここでの「おたく」は文字通り「あなた」の意味だ。もちろん「オタク」と取ってくれても構わないが・・・!それにしても「還暦過ぎてデビューアルバム」とよく言ったものだよ!笑