Goteaux Recordsとは

2018年12月、初のソロ・アルバム「おたくの新曲」のリリースをキッカケに立ち上げたGoteaux Records!
Goteauxというのは僕のファミリー・ネームにフランス語のGateaux(ガトー=お菓子)をもじってつけた。レーベル・ロゴはカップ・ケーキだが、家で飼っている猫(ベルギー産だ)のMilleをヒントにマイ・ドーターがデザインした。僕のソロなんかを中心にリリースしていこうと思ってますのでどうぞ、よろしく!
ちなみにGoteauxという僕の造語のおかげで、GoogleでGoteauxと検索するとほとんど僕のことしか出てこない(笑)!みなさんも試してみてね!

ゴトーについて

1955年12月文京区駒込生まれ。さいたま県浦和育ち。


幼少期を戦後十年、高度成長期に過ごし、大きいことはいいことだ(森永エールチョコレート)などというコンセプトに大いに感化される。

 

小学校時代は当時の田舎のガキンチョの例にもれず、カブトムシやクワガタを取ったり小川に壜を浮かべて石を投げて撃沈すると言うような遊びに心酔する。中学校では軟式テニス部に所属し、ダブルス前衛として2年生の時、県大会で3回戦まで行ったが、突然、パートナーの退部により後衛にコンバートしたため、ラケットのリムでボールを打ち変形させるなどの変化球開発に明け暮れる。つまり部の中ではとうにアウトローだったわけだ。

 

時代はスポ根全盛。巨人の星を愛読。学業成績はよかったがどこかアンチで行くことが好きでSFにハマる。創元推理文庫の「何かが道をやってくる」(レイ・ブラッドベリ)との出会いがその後の人生を変えたと言っていい。

高校は地元の県立に進学するだろうと言う周囲の期待をよそに見事に不合格。なぜかその年は県立に落ちたヤツラが大量に出現、大勢で東京の海城高校へ進んだ。そこでそう言った連中とSF研究会を立ち上げ、すでにSFを書いていた友人の影響でSFを書き始める。お気に入りはブラッドベリに加え、エドモンド・ハミルトン、筒井康隆。筒井氏の影響は大きい。

 

SFを読みながら、中学3年の頃、突然洋楽ポップスに目覚める。TVではGSなど普通に観ていたが、当時「エレキは不良」のスローガンを信じていたマジメな面があったのか、ギターを始めるのは大学入学後となる。SF好きだったため、音楽にもSF的なものを求め、ピンク・フロイドあたりから聴き始めた。少ししてビートルズの熱狂的なファンとなり高校入学祝いで買ってもらったSONYのIC11と同じくSONYのテープレコーダーでひたすらエアチェックに明け暮れた。この頃、キャロルの登場に「ついに日本にもビートルズの夢が!」と大いに影響される。

 

[当時書いたSFはここで読めます]

[僕の音楽事始から現在に至る自分音楽史「俺と言う時代」はここで好評連載中!]

大学入試の頃にはいっぱしのロック・ファンとなっていたが、英語をやりたい一心と女子比率の高さから国際基督教大学に進む。晴れて念願のギターを手にするが、大学1年を終えた春休みに出会った友人たちと人生初のバンド結成となる。その中の友人はすでにオリジナルソングを書いていたのに影響され、作詞作曲を開始し、とにかく量産する。

[バンド事始は「バックストリートの追憶にてお楽しみください]

在学中巻き起こったパンクロックにインスパイアされ、78年に社会人となった瞬間、東京ロッカーズムーヴメントに巻き込まれ、アンダーグラウンド・ロックにのめりこむ。S-Kenと知り合うことにより大いに刺激を受け、DIY(Do It Yourself)&ジャーナリズム精神を学ぶ。Change 2000に参加する傍ら、パンクロックバンドKAMIKAZE!を結成し、20cm4曲入りEPをリリースする。

[Change 2000やKAMIKAZE!はここ参照]

この頃、社内のアマチュアバンドを集め、自らの責任編集でミニコミTOP'RESSを発行し社内音楽シーンを紹介するかたわら、有志で会社公認の音楽祭を立ち上げ、ついに社内報に自分のページを持つに至った。2019年に刊行された同社の80周年記念豪華ヒストリー本に音楽祭のフライヤーが収録された。快挙である(笑)。

 

1984年、ついにゴトー&カメレオンズを結成する。Live活動も始めるが85年に結婚、87年に長男誕生、90年にベルギーへ転勤など人生のBIGイベントが重なり、バンドはお休みとなる。その間、日本ローリング・ストーンズ・ファンクラブの会報Stone Peopleにカバー・バージョンの連載をしたことなどが奏功し、レコード・コレクターズなどに寄稿する。

[Stone Peopleほかの活動はここで]

1995年3月に一旦帰国するが97年2月には再び渡欧、2001年10月に帰国。その間、長女がベルギーで生まれ、4人家族となる。帰国後、すぐにTVで観たエーちゃんトリビュートに出てきたThe Neatbeatsを経て年齢は親子ほどの違いのあるThe Moonlightsとの出会いから再びアンダーグラウンド・ロックにコミットしていく。ゴトー&カメレオンズを17年ぶりに復活させ、Live活動も再開、SNSの効用もあり、若い頃より勢力的に活動する。2018年12月9日、懇意にしている鞠田艸春氏の協力を得てファースト・ソロ・アルバムをリリースする。

[ファースト・ソロアルバムのすべてはここ]